ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト第216Q 「・・・ワリィ」

不穏な空気

全中決勝トーナメント一回戦。

帝光中の相手は上崎中。
上崎には、昨年青峰と互角の勝負をした井上がいた。

対戦を前に、気合の入った練習をする青峰。

「今日の相手は手強い。それに、どんな相手でも手は抜かねー」

それは先日、黒子に言われたことだった。

「ボクが相手だったら絶対に手加減されたりしたくない。」

好調に見える青峰だが、緑間は今朝の占いの結果を気にしていた。
青峰の占いの結果は最下位。

「何事もなければいいがな・・・」

緑間は心配する。

失望

帝光VS上崎の試合が行われる時間と同時刻。
別の会場では荻原シゲヒロが決勝トーナメントに臨んでいた。

試合開始前、靴のヒモが切れてしまい、不穏な空気を感じる荻原。
対戦相手の双子に、会場の注目が集まっていた。

帝光VS上崎の試合は、帝光が圧倒的な点差を付けてリードしていた。
残り4分、スコアは150-81。

上崎の選手はすでにやる気を喪失していた。もちろん井上も。

青峰も落胆していた。

『なんでだよ・・・!!楽しみにしてたのに・・・お前とならいい勝負が出来るって』

井上の背中を見つけながら思う青峰。

しかし井上は悟ってしまっていた。開始数分でわかってしまった圧倒的な差。
それは、一生かかっても追いつけない。凡人に一縷の望みも与えない。

「いるわけねぇだろお前とやれる奴なんて・・・イヤミかよ」

井上は青峰につぶやいた。

叶わぬ望み

完全に失望する青峰は思う。

『ちょっとマジメにやったらこれかよ?相手のやる気まで失せちまったら、もう、バスケの何が楽しいんだよ。』

青峰は黒子に言う。

「テツ。お前の言ったことは間違ってない。だけど、オレの欲しいもんは絶対に見つかんねぇ。オレに勝てるのはオレだけだ。」

試合は、帝光169-上崎81 ダブルスコアで勝負はついた。

試合後、青峰は一人にしてくれ、と外に出て行ってしまう。
黒子も、そんな青峰に声を掛けることが出来なかった。

そんな黒子に荻原シゲヒロが電話が入る。

「ワリィ・・・黒子。負けちまった・・。ワリィ」

帝光の第二試合開始直前、青峰が戻ってくる。

「いけるか?」

赤司の問いに、青峰は冷たい視線で答える

「・・・ああ」

試合が始まると、青峰はいつも以上に点数を重ねる。
しかし、チームメンバーには投げやりで、不安を感じるプレイに映る。

だが、もっと深刻なのは黒子だった。
パスミスをするなど、プレイに精細を欠く黒子は途中交代となった。

試合は、青峰が40得点を記録し、帝光は圧勝する。
翌日の準決勝でも、青峰は51得点を記録し、決勝へとコマを進めた。

そして決勝戦。
組み合わせは、帝光中VS鎌田西中。
鎌田西は、双子のプレイヤーを擁していた。

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