*

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第253Q 「任せてくれ」

公開日: : 最終更新日:2014/03/22 ストーリーダイジェスト

葉山の本気

ついに葉山が全開を見せようとしていた。
伊月の実力を認めた葉山は、5本のライトニングドリブルで伊月を抜き去ろうとしていた。

kurokonobasuke-q253-1

伊月は葉山の様子が変わったことに気づいた。

『なんて迫力・・・!さっきまでと明らかに違う。これが・・五将の本気・・・!!なのに・・ヤバい。こんなこと初めてだ。自分でもこわいぐらい・・・試合の終盤・・この状況で落ち着いている』

伊月は赤司との対戦のなかで、強敵に対する余裕を身につけていた。

kurokonobasuke-q253-2

全開のライトニングドリブルで葉山が襲いかかる!
体が先に動き、ボールはその場にとどまったかのような動きを見せる葉山。
次の瞬間、会場に轟音のドリブル音が響き渡り、葉山は一瞬で伊月を抜き去った!

kurokonobasuke-q253-3

kurokonobasuke-q253-4

しかし、伊月はただ抜かれたわけではなかった。
すかさず、イーグルスピアでボールを奪いにかかる!
だがそれでも間に合わなかった。

kurokonobasuke-q253-5

kurokonobasuke-q253-6

一瞬の攻防を制した葉山は木吉のブロックもかわし、シュートを決めた。

kurokonobasuke-q253-7

任せてくれ

葉山のドリブルは、ドリブルに入る前に体は一歩抜いた姿勢に入る。
仮に伊月がそのフライングに合わせて動いても、手からボールがまだ離れていない葉山は方向転換や中止が可能だ。
これは、木吉の後出しの権利の様に読み合いが通用しない。

身体能力で劣る上に、先読みが必須な伊月にとって、葉山のドリブルは驚異的なものだった。

伊月は葉山に抜かれたことに落胆していなかった。

「やっぱりとんでもないよ五将は・・・。けどそんな相手に全力を出させたことが正直うれしくてさ。こんな時なのにワクワクしてるんだ」

そして葉山の背中を睨みつけながら力強く言った。

「葉山は任せてくれ。絶対になんとかしてみせる」

kurokonobasuke-q253-8

誠凛は、黒子のパスですかさず点を返した。
再び洛山の攻撃。

葉山は赤司にボールをリクエストする。

「赤司ーボールおくれ!ガンガン!」

「そのつもりだよ・・・だがつまらないミスなどはするなよ」

「もち!てーかガンとばされちゃったしね。全力でぶっつぶすしかないっしょ!」

kurokonobasuke-q253-9

そしてボールが葉山にわたり、再び伊月との1on1。
葉山はライトニングドリブルで一気に伊月を抜き去った!

kurokonobasuke-q253-10

kurokonobasuke-q253-13

しかし、伊月はただ抜かれたわけではなかった。
あえてイーグルスピアを繰り出さず、葉山のドリブルを観察していた。

『考えろ・・方法はあるはずだ。赤司は身体能力も技も一流だがそれだけに頼らない。同じことが出来れば・・・止められるはずだ。先を読め!二手・三手先まで・・・!』

kurokonobasuke-q253-11

雷獣捕獲作戦

両チームの点差は縮まらない。
残り時間も少なくなっていくのに、誠凛は追いつくことが出来なかった。
このままではいずれ、点差が開きだしてしまうことは確実だった。

再び、伊月VS葉山。

葉山は気合をみなぎらせた伊月を前に余裕を見せていた。

「わーた。わーた。どうしてもオレを止めたいみたいね。つってもまあ・・・残念無念。そんなことはどうあがいても、ムリだけどねっ!!」

kurokonobasuke-q253-12

その言葉と同時に伊月を抜き去る葉山!
誰もが、やはり伊月には止められなかった、と思った次の瞬間だった。

葉山は驚きの表情を見せた。

『これは—–』

関連記事

no image

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第217Q 「行こうぜ」

勝利のために 全中二連覇のかかった決勝戦。 主将である赤司を始めとするキセキの世代は、試合を

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第242Q 「いいもの見せてア・ゲ・ル♡」

複雑だぜ 日向は中学時代を思い出していた。 『中学時代好きだったプレーヤーは、NBA選手のレイ・

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第211Q 「じゃーな」

赤司キャプテン 主将の虹村は、コーチの真田に自分ではなく赤司を主将として欲しい、と願い出た。 し

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第245Q 「奇跡は起きない」

チームの両足 点差は17点差。 誠凛は有効な手を打てぬままジワジワと離されていくばかりだった。

記事を読む

no image

黒子のバスケストーリーダイジェスト第216Q 「・・・ワリィ」

不穏な空気 全中決勝トーナメント一回戦。 帝光中の相手は上崎中。 上崎には、昨年青峰と互角

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第225Q 「何か用か?」

全中開幕 全国中学校体育大会が開幕した。 帝光---キセキの世代は、三連覇を果たすべく大会に臨ん

記事を読む

no image

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第212Q 「負ける気がしねぇ」

灰崎の退部 黒子が説得を試みたものの、灰崎は退部をすることになった。 黒子は練習中チームメン

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第228Q 「とっくに仲間だろーが」

日向と木吉の想い 帝光中学時代の悲劇について黒子は全てを語った。 日向と木吉はリコを送り届け

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第257Q 「行くぜ洛山!!」

第3Q終了―誠凛 第3Q(クォーター)を終了し、二分の休憩となった。 点差は20点差。 残すは

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第258Q 「もう止めねーよ」

決戦前夜 ウインターカップ決勝の前夜、日向と木吉は練習の帰り道を歩いていた。 木吉は、かつて

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

黒子のバスケストーリーダイジェスト 最終回(275Q) 「何度でも」

何度でも 黒子のパスから、アリウープを決めた火神。 最

第274Q 「バスケットに懸けてきた人生の、価値を証明せよ!!これが正真正銘のラストプレー。」

第274Q 「試合終了(タイムアップ)」 第274Q

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第274Q 「試合終了(タイムアップ)」

ラストリバウンド 最後の望みをかけて、日向はわざとフリースローを外し

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第273Q 「これが最後のプレイだ」

最後の反撃 伊月のイーグルスピアでスティールに成功した誠凛。

第273Q 「瞬き禁止。」

第273Q 「これが最後のプレイだ」 第273Q「こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑