ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第234Q 「待ったなしや」

エースの衝突

開始から3分30秒経過し、スコアは誠凛11-洛山5。
実渕玲央のスリーポイントにより、その差は6点まで縮まった。

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ここでついに赤司が火神のマークに付く。
両者の対峙に会場はざわつく。

赤司は火神を睨みつけ言った。

「少し調子に乗りすぎているようだね。火神大我」

ポイントガードの伊月はエース同士の衝突に、ここの結果がこの先の流れを決めることを案じていた。

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火神で行くか、2年だけで攻めるか。
悩む伊月に、火神は闘志をあらわにし、ボールを要求する。

火神大我VS赤司征十郎

ゾーンに入った火神と赤司の直接対決。

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ボールを持った火神はすぐさま赤司を抜きにかかる。
しかし赤司はエンペラーアイで、火神のボールを奪おうとする!

トリプルスレッド(ボールが無防備になる一瞬)を狙って、赤司がボールを奪おうとするが、一瞬速く火神が赤司を抜いた!
赤司が抜かれたことに驚きを見せる会場、青峰、紫原。

『いける・・・一気にとどめをさしてやる!!』

火神は、根武谷と黛の上からメテオジャムを叩き込むべく飛んだ。

しかし、赤司は冷めた目で火神を見ていた。次の瞬間、違和感に気付く火神。そしてメテオジャムはゴールに弾かれるのだった。
火神を含め、誠凛のメンバー全員が信じられないという表情を浮かべる。

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エンペラーアイ

赤司は火神に静かに言う。

「エンペラーアイを超えた?みくびってもらっては困るな。抜かせたんだ。ギリギリかわせる速さにゆるめて」

赤司は、メテオジャムが見た目とは裏腹に繊細な技であることを指摘する。全てのタイミングが揃わなくては、メテオジャムは成功しない。そして、自分はそのタイミングをずらしただけだ、と。

火神は赤司をかわす速さを出すために、少しだけドライブが膨らんでいた。しかし、それだけがメテオジャム失敗の原因では無く、その後の、根武谷と黛のヘルプのタイミング、ゴールとの距離すら罠であった。

エンペラーアイが使えるから無敵なのではなく、赤司がエンペラーアイを持つから無敵なのだ。

赤司征十郎の実力

洛山高校の反撃が始まる。
ここで決められると2ゴール差。射程圏内に捉えられてしまう。

赤司は葉山にスクリーンをかけさせ、わざと火神との勝負に出る。

火神と赤司の1on1。

青峰は火神をみて静かに言った。

「ここで負けたらゾーンが切れる。戦意もゆらぐ。反動で絶不調もありえるぜ」

火神は過去に、エンペラーアイを使った黄瀬との1on1を経験している。
その際、火神はアンクルブレイクを耐えることが出来た。

ゾーンに入っている今なら、赤司のエンペラーアイも耐えることが出来るかも知れない。
誠凛のベンチは勝負の行く末を見守っていた。

しかし、それは叶わぬ望みだった。

帝王

赤司はため息混じりにつぶやく。

「あまり僕をいらつかせるな」

次の瞬間、火神はその場に崩れるのだった。

「贋物(フェイク)と本物(オリジナル)比べられることすら不快だ」

静かに、倒れた火神の横を抜く赤司征十郎。

横目で火神を見下しながら言い放つ。

「頭が高いぞ」

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