ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第228Q 「とっくに仲間だろーが」

日向と木吉の想い

帝光中学時代の悲劇について黒子は全てを語った。

日向と木吉はリコを送り届けた帰り道で語り合う。

「悲しい話だったが、オレは話してくれて嬉しかった」

と木吉が言う。

「ああ、そうだな。今まで知らないことも多かったし、打ち解けきれない部分もあったと思うんだ」

と日向。

話を聴き終わったメンバーの、それぞれの反応を思い出していた。
日向は、むしろ俺は火神と同意見だ、と木吉に言った。


とっくに仲間だろーが

黒子の話を聴き終わった火神が言う。

「なんだよ、オメーが悪りーんじゃん。心配してソンしたぜ」

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あいつらが正しいとも、間違っているとも思わない。
ただ、間違っていると思うなら、とにかくぶん殴ってやれば良かった。
ウジウジしてないでとにかく動けよ、と黒子に言う。

「そうですね。火神君の言う通りです」

と黒子。

「ボクは何も出来ず、ボクのせいで彼はバスケをやめたも同然です」

と続ける黒子に、火神はさらに言葉を重ねた。

「だからウジウジすんなっつってんだろーが。そんでどーすんだよ?ボクは本当はこんな人間なんです。それでも仲間として受け入れてくれますか?とでも言うのか?」

火神は黒子をじっと見つめる。

「とっくにそう(仲間)だろーが。お前はそう思ってなかったのかよ!?」

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同じ想いで黒子を見る誠凛メンバー達。
日向が口を開く。

「そうだな火神、良く言った。だがさっきからお前ばっかり喋ってんじゃねーか!オレらだって言いたいこと色々たまっとるわ!!」


赤司の秘密

木吉と日向がリコを送り届けた帰り道と同時刻、他のメンバーも帰路についていた。

黒子の話を思い出していたメンバーは、赤司の人格についての話を気にかけていた。
ポジション的に赤司のマッチアップである伊月は、どうしても頭から消すことが出来ない話があった。

「赤司の人格についての話もにわかに信じがたいけど、黒子が付け加えたある仮説」

 と話す伊月。

黒子の口から、信じられない話を聞いていた。


赤司征十郎は二人いる

黒子の話を聞き終わったあと、木吉はひとつの疑問を持つ。
なぜ、緑間は火神に対し警告したのか。

エンペラーアイという能力はすでに全員が見ている。
極端な話、二人いることは知らなくても試合は出来る。

つまり、能力はすでに見ているのだから、赤司の人格が二人いても関係ないだろう、と考えていた。
その考えに同意する面々。

黒子が口を開く。

「それについて、今から話そうと思っていました」

黒子は、緑間の仮説を皆に話した。

キセキの世代の能力は、特別なキッカケがあって開花したわけではなく、突然の開花とはいえ、自然と花開いたもの。

しかし、赤司は少し違う。

赤司の能力は紫原との1on1の際、もう一人の赤司と入れ替わることで、半ば強引に開花したものである。
だが、もしあの時紫原とやらず、もう一人の赤司に変わっていなかったら?


赤司征十郎には能力が2つある

黒子の話に、驚愕の表情を見せる日向達。

黒子はさらに言葉を続ける。

「エンペラーアイはもう一人の赤司君の特有の能力で、
本来開花するはずの能力が他にあったとしたら?」

「赤司征十郎には能力が2つある。エンペラーアイ、それともう一つ同等か、それ以上の能力が」

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黒子の答え

全員が帰路についた火神邸。

最後に黒子が帰ろうとしていた。
黒子は、まだ話してないことがある、と火神に言う。

卒業式の日に、実は赤司と話をしたという。
その時に、何か答えは出たか?と赤司に問われた。
ボクはまだ何も答えられなかった。

だが、伝えた言葉があった

「ただ、もう逃げない」

それを聞いた火神は

「なんでさっき皆がいる時話さなかったんだ?」

話しそびれたと、黒子は言う。

「でも、もう答えは出ているからいいんです。」


最終決戦へ

それぞれの想いを秘め、最終決戦への決意を新たにする誠凛の面々。

リコは最終決戦に向けて、遅くまで作戦を練っていた。

赤司が間違っているかどうか、それは意識するべきことではない。
その為にバスケやってるわけじゃない、と話す伊月。
俺達のゴールは日本一、と話す木吉と日向。

そして、それは赤司、洛山高校にとっても同じだ。

黒子と火神は拳を合わせる。

「スカッとバスケしよーぜ、そんで、勝つぞ最終決戦」

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