ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第217Q 「行こうぜ」

勝利のために

全中二連覇のかかった決勝戦。

主将である赤司を始めとするキセキの世代は、試合を前にそれぞれのやるべきことを確認する。

「バラバラの個性が咬み合ってこそのチーム。共有すべきはただひとつ」

と赤司は全員の目標を確認する。

全員が思うことはバラバラであっても目標は「勝つこと」ひとつだけ。
しかし黒子は浮かない顔で試合に臨んでいた。

試合前のミーティング。
監督は黒子と青峰を除く全員に告げる。

「青峰や黒子には何もするな。励ましやなぐさめは逆効果だ」

監督の言葉を信じつつも、心配する虹村。
しかし、その心配をよそに青峰のプレイはますますキレを増す。

誤算

対する鎌田西高校には、双子のプレイヤーがいた。
双子という珍しい組み合わせにも関わらず、桃井のデータにも記録が無い。

試合は帝光ペースで進むかと思われたが、この双子にペースを乱される。

双子が得意としたのは、ファウルをもらうプレイ。
あたってもいないのにファウルを取られた黄瀬は審判に抗議をし、テクニカルファウルを取られ3ファウルとなってしまう。

黄瀬をベンチに下げたものの、ファウルトラブルを恐れ、必要以上に慎重なプレイを強いられる帝光。

前半終了の時点で、鎌田31-帝光26。まさかの5点ビハインド。
さらに、青峰は4ファウルとなってしまう。

監督の白金は、ハーフタイム中に青峰だけを呼び止める。
一方黒子は、風に当たりたい、とチームから離れてしまう。
しかし赤司は、この試合は黒子の力が必要になる、と感じていた。

白金の想い

「話ってなんですか?」

青峰は白金に尋ねる。

「青峰、私はお前に謝らなければならん」

青峰の才能を見抜いていた白金は、才能が開花すればいまのような状況になることも予想していた。
しかし、何も言えなかった。

「お前の気持ちより、才能が開花する先を見たかった」

と白金は語る。

多くのプレイヤーは力が足りないことを悩みはするが、力があり過ぎで悩むことは少ない。
そして、それを解決出来る指導者はいない。

「選手を上達させることは出来るが、下手にすることは出来ない」

それを見過ごしてきたのは自分が悪いと語る白金。

それでもなお、

「才能を無駄にしないで欲しい。悩みはすぐに解決出来る事ではないが、諦めたら何も残らない。」

諭された青峰は、

「今さら元には戻れねぇ。それでも、まだ勝ちたい気持ちは残ってる」

と後半に臨む。

決意

一方の黒子は荻原シゲヒロからの電話を受けていた。

「今年は約束を守れなくてごめん!来年!必ずやろう!」

それを聞いて、決意を新たにする黒子。

「監督、後半はボクにいかせてもらえませんか?」

白金は、黒子を後半のスターターとする。
そして、4ファウルの青峰にも、後半開始から攻める、と指示をする。

黒子と青峰のコンビは決意の決勝戦後半へ臨む。

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