*

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第240Q 「大マジメさ」

公開日: : 最終更新日:2013/12/09 ストーリーダイジェスト

不可解なマークチェンジ

黛には全く理解が出来なかった。
自分に伊月がマークとしてつくのは、伊月のホークアイがミスディレクションの天敵であるがゆえに、順当ではある。
しかし、伊月に代わり赤司をマークするのが、なぜ降旗なのか。

kurokonobasuke-q240-1

黛だけではなく、赤司もわずかながら困惑した。
ただし、弱すぎてどうしよう、という思いからであった。

kurokonobasuke-q240-2

大マジメさ

第2クォーター残り8分31秒。
洛山高校のスローインから、試合は再開した。

根武谷は木吉に対し、赤司に冗談は通じないからもっとマシなやつに代えろと進言をする。

「木吉ぃ・・・オメェらの血は何色だァ!!?」

「こっちは大マジメさ」

kurokonobasuke-q240-4

kurokonobasuke-q240-5

必死のディフェンスを見せる降旗。
食らいついているように見えたがしかし、赤司の敵では無かった。

『やはり・・話にならない。わざわざパスターゲットを探すほうが手間なくらいだ』

赤司はあっさりと降旗を抜き去る。
しかしその直後。火神が赤司のコースを塞いだ。

誠凛の狙い

誠凛の狙いは、赤司に降旗を抜かせ、火神にインサイドでフォローをさせることだった。
しかしそれでも赤司を止められる保証はない。

kurokonobasuke-q240-7

ここで紫原があることに気づいた。

「赤ちんあの位置だとアンクルブレイク出来ない・・・・かも」

kurokonobasuke-q240-8

抜かれた降旗は、火神に代わりすぐに葉山へのディフェンスについた。

つまり、赤司が降旗を抜き、その赤司を火神がフォローし、火神が離した葉山に対し降旗がディフェンスにつくという一連の流れがすでに出来上がっているのである。

誠凛の監督であるリコの考えは、まずは黛を止める、ということであった。
そのためには、黛に対し天敵であるホークアイを持つ伊月をマークにつけるしかない。

そして赤司に対しては、とにかくスリーポイントを打たせないようにフェイスガードでディフェンスすること。
わざと抜かせて、火神をヘルプでぶつける。

赤司のアンクルブレイクは相手の重心を崩すため、必ずドリブルを切り返す。
しかし、中に入ってしまってはそのスペースが確保出来ないためアンクルブレイクが使えないのだった。

黛を封じ、同時に赤司のアンクルブレイクを封ずる。
これが誠凛の狙いだった。

普通のシュート

しかし赤司は、前後の緩急だけで火神を抜き去る!

kurokonobasuke-q240-11

諦めずに食らいつく火神。シュートをわずかに弾くが、防ぎきることは出来なかった。

kurokonobasuke-q240-12

得点を防ぐことが出来なかったものの、赤司のシュートに触れ、防ぐ寸前まで追い込んだことは大きな収穫だった。

しかし勝つためとはいえ、降旗は囮に過ぎない。
会場の誰もがそう感じ、それは降旗のディフェンスにつく黛も同じだった。

『コイツに出来るのは味方のサポートぐらい。シュートなんてどうせねぇんだ。マークは甘くしていい』

黛が降旗から目を離したその時、木吉から降旗へパスが通った。

黛は侮っていた。
辛く苦しいバスケットの練習に耐えてきた降旗の力を。
全国大会決勝に出場するほどの高校で練習に耐えてきた選手である。

スーパープレイだけがバスケットではない。
普通のシュートを普通に決めるために選手は練習をするのである。

降旗のスリーポイントシュートは、普通にゴールへ吸い込まれた。

kurokonobasuke-q240-15

リコはその様子をみてほくそ笑む。

「降旗君は弱そうに見えるかもね。けど、弱いなんて一言も言ってませんケド?」

kurokonobasuke-q240-17

関連記事

no image

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第217Q 「行こうぜ」

勝利のために 全中二連覇のかかった決勝戦。 主将である赤司を始めとするキセキの世代は、試合を

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第231Q 「始めます」

白黒つける刻が来た

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第229Q 「行ってきます」

決勝の朝 黒子の話を聞いた翌日。 ついにウインターカップ決勝を迎えた。 最終決戦を前にした

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第208Q 「大丈夫です」

デビュー 交流戦の会場へと入る帝光中学校。 余裕を見せる面々とは対照的に、これが人生で初の試合と

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第267Q 「久しぶりだね」

すまない 交代をさせようとする監督を遮り、出場続行を希望する赤司。 しかし、ここまで赤司の様

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第269Q 「諦めるな!!」

完璧なリズム 『息が苦しい。手足が自分のものじゃないみたいに重い。ちく・・・・しょうっ・・・やべえ

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第270Q 「お前だったんじゃねーか」

ゾーンを超えたゾーン 『みんなの応援を聞いた時、カラッポの体に力が湧いてきたと同時に。突然霧がはれ

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第273Q 「これが最後のプレイだ」

最後の反撃 伊月のイーグルスピアでスティールに成功した誠凛。 残り8秒。 全員がカウン

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第248Q 「まだゆずる気はありません」

復活 ついに黒子がコートへと戻る。 しかし、黒子本来の特性は失われたままだった。 その証拠

記事を読む

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第239Q 「気に入った」

類似点と相違点 黒子テツヤと黛千尋には類似点があった。 存在感が希薄であること。 それを本

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

黒子のバスケストーリーダイジェスト 最終回(275Q) 「何度でも」

何度でも 黒子のパスから、アリウープを決めた火神。 最

第274Q 「バスケットに懸けてきた人生の、価値を証明せよ!!これが正真正銘のラストプレー。」

第274Q 「試合終了(タイムアップ)」 第274Q

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第274Q 「試合終了(タイムアップ)」

ラストリバウンド 最後の望みをかけて、日向はわざとフリースローを外し

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第273Q 「これが最後のプレイだ」

最後の反撃 伊月のイーグルスピアでスティールに成功した誠凛。

第273Q 「瞬き禁止。」

第273Q 「これが最後のプレイだ」 第273Q「こ

→もっと見る

PAGE TOP ↑