ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第207Q 「ようこそ」

期待以上です

黒子の新しいプレイスタイルで次々とパスを回し、二軍からリードを奪う三軍。

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その様子を一軍キャプテン虹村は信じられない様子で見ていた。

『パスもビックリだが・・いくらカゲが薄いっつっても試合中に見失うとかあるかぁ!?』

赤司は虹村の疑問を見抜いたかのようにつぶやいた。

「・・・ミスディレクション」

そして、虹村に説明をする。
ミスディレクションは視線誘導のテクニックで、手品などで使われる技法であること。
そして、元々の存在感の薄さと相まって黒子はますます存在感を失うこと。

「彼はコート上からあたかも幻のように姿を消す」

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虹村は赤司に問う。

「こうなることは全部分かってたんか?お前」

赤司は、方向性は予想通りだったがミスディレクションを入れてくるとは思っていなかった、と答えた。

「期待以上------です」

と口元に笑みを浮かべた。

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一軍昇格

試合は三軍31-二軍25で、三軍の勝利で終わった。

コーチの真田は練習後、監督への報告をしていた。
監督は黒子の一軍昇格を認めた。

心配する真田コーチに対し、実戦で使えるかどうかは試してみればいい。使えなければそれまでの話。
欲しい人材は、赤司の言うとおり変化をもたらす人材である、と話した。

「要はチームを勝たせる力があるかどうか。それだけだ」

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黒子はついに一軍への昇格を果たす。
迎えに来た桃井は、黒子のあまりのカゲの薄さに、本当にこの人が一軍への昇格を果たしたのかと疑う。

一軍の体育館に到着した二人。

青峰は笑顔で黒子を迎えた。

「おっついに来たな!テツ!」

そして赤司も黒子を迎えた。

「やあ待っていたよ。ようこそ帝光バスケ部一軍へ。お前の使命はただひとつ。勝つことだ」

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実力への疑い

緑間と紫原は本当に一軍でやれるのか信じられない様子だった。
練習に遅刻してきた灰崎も同様の反応を見せた。

一軍の練習が始まったものの、ついていくのがやっとの黒子。
紫原を始めとするチームメンバーは皆、大丈夫なのか、と心配を隠せない。

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黒子の力がチームメイトに認められるかどうか、それは毎年上位10校で争われる交流戦にかかっていた。

その交流戦で、帝光中は一年だけをスタメンとして使うことになっている。
黒子はシックスマンとしてこの試合に出ることになるが、もしも結果が出せなければ即降格となるのだった。

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