ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第233Q 「やばくねーか?」

開始早々いきなりゾーン全開の火神

開始早々、火神はゾーンに突入。
想定外の展開に、誠凛ベンチもざわつく。

リコもゾーンに期待はしていたものの、いきなりゾーンに入るとは思っていなかった。

ベンチの戸惑いをよそに、火神は二度目のメテオジャムを叩き込む。
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もつわけねーだろ

その様子を見て、青峰達は火神の体力を心配する。
ゾーンは体力の消耗が凄まじいため、このままで最後まで保たないのだ。

その様子を見て青峰は言った。

「保(も)つわけねーだろ」

「なんとか手をうたねーと前半でガス欠だぜ」


黒子君交代!

ゾーンの火神は手が付けられなかった。
オフェンスだけではなく、ディフェンス能力も向上していた。
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1分半が経過し、誠凛4点-洛山0点 のスコア。

監督であるリコは、ゾーンにブレーキを掛けず、このままゾーンの火神を使う代わりにDFを強化、火神はオフェンスに専念させることにした。
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「黒子君交代!」

やる気全開の黒子はしょんぼりしてしまうが、温存の意味も含めて、いまはベンチに下げることにした。


お前はガンガン行け!

DFを強化した構成に変更し、火神をオフェンスに専念させる。日向は火神に言った。

「後ろはオレらにまかせて、お前はガンガン行け!」

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次に火神が見せたのは、メテオジャムを囮にしたレイアップ。
ゾーンに入った状態でありながら、冷静なプレイを見せる。

チーム全体が活気づく誠凛。

「誠凛を火神だけだと思うなよ!!」

日向が吠える。

そして火神はスリーポイントシュートも決め、開始3分で、誠凛11点-洛山2点と、高校最強の洛山高校に、9点差をもつけることになった。

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僕が相手をしよう

洛山高校のベンチはわずかにざわつく。

しかし、洛山高校の監督は静かに言った。

「多少予想外ではあったが、ウチの4番をうろたえさせることではない」

赤司はチームメイトに冷静に指示を出した。

「オフェンスはこのまま。ディフェンスはマークチェンジだ。」

緑間真太郎以上の実力を認めた赤司が火神をマークする。

「彼は僕が相手をしよう」

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