ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第244Q 「アカンやろ」

鉄心VS剛力

木吉と根武谷のセンター対決が火花を散らしていた。
木吉は根武谷のパワーと技術の前にリバウンドをうまく取ることも出来なかった。

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パワーだけではなく王者洛山のセンターである根武谷の体の使い方は、間違いなく一級品であった。

リバウンドから洛山の攻撃が始まる。
誠凛はディフェンスの時間が長くなってきていた。

洛山のボールが葉山に渡ると火神がディフェンスで対応する。
葉山は火神を抜きにかかるが、そこは火神が粘る。

『4本にもうついてきた!!さすがに火神は一筋縄じゃいかないねっ・・・!!』

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センター対決

そして葉山から根武谷にボールが渡り、センター対決となった。
会場が見守る中、根武谷は木吉の頭上からダンクを決めるのであった。

「オレに小細工なんざ・・・いらねぇんだよ!!」

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根武谷にパワーに対応する木吉のスタミナは著しく消耗していた。

伊月が攻めあぐねる。

『どう攻める!?やはり火神か!?』

迷う伊月に木吉がボールを呼びこむ。

「伊月くれ!!」

再度のセンター対決。

木吉はボールを受けるが、根武谷を押しこむことが出来ない。

『負けるか------!!』

木吉はダンクシュートの体制に強引に入った。
しかし、攻めきれずパスを出すのだった。

シュートは決まったが、それは木吉がシュートを打てなかったことを意味する。

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アカンやろ

「いやぁ・・・・アカンやろ」

観客席の今吉がつぶやく。

「パスを出すのと出させられるのとでは意味が全然ちゃう。今のは確実に後者や。間違ってへん。それでも・・・」

誠凛と洛山の点差は15点差に開いていた。

誠凛は間違ったプレイはしていない。
しかし、点差だけが開いていくのだった。

つまり、これが力の差だった。

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今吉は青峰に言った。

「ライオンとチワワに例えとったな。ワシに言わせたらライオンと小バエや。ライオンはたかる小バエをわざわざ払ったりせん。赤司が特別何もしないのもそれと一緒や」

奇跡を起こすには・・

そして、黛がパスを回し更に点差が開く。17点差・・・・!!

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伊月が黛を抑えることで黛のパスは封じているかに見えた。
しかし、効果はゼロになったわけではない。

伊月が他に気を取られたスキをついて、黛はパスを決めた。

「姿を消すのがオレの仕事だが、忘れられては困るな」

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誠凛はいいチームだが、今のままではいいチームでしかない。
奇跡を起こすチームにするためには、黒子が必要だった。

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