ストーリーダイジェスト

黒子のバスケストーリーダイジェスト 第219Q 「ありがとうございます」

全中二連覇の翌日。

全中二連覇を達成した翌日、
朝練の無い体育館で黒子は一人コートに立つ。

「今日は朝練は休みのはずだが?」

と、赤司が現れる。

「なんとなく早起きしてしまったので・・。」

去年の今頃は3軍で、全く通用しなかった。
夢のようで実感がわかない。と語る黒子。

「赤司君のおかげです。ありがとうございます。」

「這い上がってきたのは黒子自身の力だ。
来年の三連覇に向けてまた、気を引き締めよう」

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朝練が無いにもかかわらず、赤司が朝早く姿を見せたのは、
前夜、コーチから連絡を受けたからだった。

そこに桃井が、赤司を呼びに来る。

「白金監督が倒れたって!」

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青峰、紫原の覚醒

午後になり、コーチの真田から全員に白金監督の病状が告げられる。
命に別状は無いが、もう監督に復帰することはない。
数年前から病を患っており、軽くない病である。

よって、本日より自分(真田)が監督になる、ということ。

翌日の練習。
今までに無い動きを見せる紫原。その動きは他を圧倒する。

「力が湧いてしょうがない。本気出したら味方でも捻り潰すかもしれない」

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そして青峰も同様であった。
ディフェンス役が簡単に自分に抜かれてしまうことに苛立つ。

「いくらなんでもあっさり抜かれすぎだろ!気ぃ入れて守れよ!」

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苛立つ青峰を心配する黒子。
だが、声をかけることは出来なかった。

キセキの世代の大きすぎる力

元監督の白金が懸念していた【大きすぎる力】が、
チームに亀裂を生むのではないかと懸念する新監督の真田。

チームに影響が出るならば、圧倒的な力を持っていたとしても、
スタメンを外す、最悪レギュラー降格も覚悟して臨む決心をする。

しかしその矢先、理事長から信じられない指示を受ける。

「今後、何があってもキセキの世代を試合に出しなさい」

世間でヒーロー扱いとなっているキセキの世代を、
宣伝塔として使う考えだった。

特別扱いをするのは、彼らのためにならないと抗議する新監督。
しかし、

「特別扱いをしろ、と言ってるんだ」

と理事長は命令する。

緑間、覚醒

練習後の体育館。
緑間は一人、シュート練習をしていた。

ふと、スリーポイントラインから大きく離れた距離にボールを見つける。

「もし、この距離から・・・・」

緑間がその位置から放ったシュートは、リングに吸い込まれるのだった。
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